kick the base

Houdiniと、CG技術と、日々のこと。

Google Adsense審査一発合格の記録

本日はGoogle Adsenseの審査についてお話します。ぼくはゲーム・Web業界に身をおいているデザイナですが、アフェリエイトの世界は詳しくないので自身のブログ立ち上げに際し学びのために取り組んでみました。

結果としてはじめての審査で一発OKだったのですが、合格時の状況と合わせ備忘録として記事を残しておきます。 ネット上にはすでに長期運用をされている方の情報は多いですが、下記状態のものは少なく感じたので該当する方には有益かもしれません。

  • ブログ運営ははじめて
  • はてなブログを利用している
  • Google Adsenseがはじめてのアフェリエイト(Amazonアソシエイト・プログラムなど未参加状態)

ちなみにアフェリエイトの仕組みや考え方の学びが目的のため、「売れる記事」や「集客を増やす」ということには全く触れていません。あしからず。

はじめに

Google Adsenseの審査に関しては基準が公開されておらず、推測で記事を書くしかないのですが、合格するために過剰な制限を設けている記事を多く見かけました。

あくまで結果論ですが、ぼくは記事の作成時にも審査を意識しませんでしたし、記事のカテゴリも調整せず、プログラムやマンガの書評、PhotoshopやIllustratorなどのツールに関してなど、書きたいものを書いています。

また知人にプロブロガーもいますが、後学のためネット上の情報のみをソースに独学で申請をしました。

以下にひとつづつ項目を見ていきましょう。その際「事実」と「推測」・「感想」を明確に区別するため、注釈のない箇所はすべて事実とし、推測・感想の箇所にはそれぞれ[ 推測 ][ 感想 ]と明記することにします。

合格までのスケジュール

日時 事項 記事数
2016/09/11 ブログ開設 1
2016/09/28 申請開始 18
2016/09/28 1次審査合格 18
2016/10/02 2次審査合格 22

画像貼り付けOK

画像貼り付けはNGというものが多かったですが、画像貼り付けした記事があってもOKでした。

[ 推測 ] 画像がNGだと報告している方はネット上の画像を使用していたりしたのかなと思っています。自分で作成した画像を使用しましょう。

外部リンクOK

外部リンクはNGというものが多かったですが、外部リンクした記事があってもOKでした。

[ 推測 ] 外部リンク先のコンテンツに影響を受けるかもしれませんので、リンクする際は内容含め考慮したほうが良いかもしれません。

ソーシャルボタンOK

ソーシャルボタンNGという情報もありましたが、ソーシャルボタン設置状態*1で問題なく通りました。

連絡先(E-mail)の迷惑メール対策について

こちらネット上に情報がなかったので記載しておきます。本情報をお探しだった方はご参考まで。

執筆者の連絡先をkickbase.blog☆gmail.comとして「ご連絡の際は☆を@に替えてください。」という注意書きを併記した状態でOKでした。

[ 感想 ] 迷惑メールが多く届くとめんどくさいのでこの状態で通ってよかったです。

広告ポリシー・アクセス解析ツール・免責事項・プライバシーポリシーなど

このブログについて - kick the base

こちらにまとめて記載しています。それぞれのページをブログ記事として独立して作成せず合格しました。

記事の分量について

ひとつの記事の文字数は現在すべて1000文字を超えている状態です。またブログ公開から本日まで毎日1記事更新しています。

[ 感想 ] しかし1000文字以上の記事を書こう!と意識していたわけではなく、思うことを書いていたら超えていたというのが正直なところです。個人的にあまり長いブログは読む気をそがれるので、逆に長くなりすぎないよう削る方向で調整しています。

一次審査について

サブドメインについて情報が錯綜していましたが、www.kickbase.netで通過することができました。

はてなブログに独自ドメインを適用するにはプロ版が必要です。無料版での申請に関しては調査していない為不明です。

広告の挿入方法

一次審査の合格後、Googleより広告ユニットの作成についての連絡が来ます。

ユニットを作成すると広告挿入のためのJavaScriptが発行されるのですが、それを各記事に手作業で埋め込むのは正気の沙汰ではありません。プログラムを利用して埋め込みを行いましょう。

ぼくははてなブログを使用しているので、そちらの手順を紹介します。

  1. ダッシュボード
  2. デザイン
  3. カスタマイズ(スパナマーク)
  4. 記事 > 記事上下のカスタマイズ
  5. 記事下に下記コードを埋め込みます。
<div id="dynamic-footer">
    <p style="text-align: center;">
        <span style="font-size: 85%;">【スポンサーリンク】</span><br>
        // 以下に自分の広告コードを記述してください

    </p>
</div>
<script>
    var dynamicFooter = document.getElementById("dynamic-footer");
    var tmp = dynamicFooter.cloneNode(true);
    dynamicFooter.parentNode.removeChild(dynamicFooter);
    document.getElementsByClassName("entry-content")[0].appendChild(tmp);
</script>

コードを簡単に説明するとHTMLのdiv要素を動的に挿入し、その中に【スポンサーリンク】という中揃えのp要素と、広告コードを作成するという形です。

コーダーでなければ特に意味を追いかける必要はないでしょう。広告コードを書き込んだ後、丸々コピペすればOKです。

またスマホに関しても広告が表示されるように設定してみましょう。

  1. ダッシュボード
  2. デザイン
  3. スマホマーク
  4. 記事 > 記事上下のカスタマイズ
  5. PCと同じHTMLを表示する

まとめ

あくまでぼく個人の体験に基づいた記録ですが、審査の対策は一切せず合格をすることができました。

複合的な要因もあると思うのでなんとも言えませんが、公式のAdSense プログラム ポリシーを一読するのが最終的に最も効率が良いかと思います。何事も一次ソースが大切ですね。

ひとつのケースとしてお役に立てれば幸いです。

*1:はてなスター、はてなブックマーク、Facebook、Twitterを設置