本記事はIT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 2017 16日目の記事です。
ぼくが主催させていただいている3DCG Meetup(以下3DMU)の理念は以前まとめた下記に詳しいです。
3DCG勉強会を主催して -3DCG Meetupとは - kick the base
簡単に言うと
- ユーザー主導であること
- 特定のメーカー、アプリケーション、コミュニティに縛らないこと
- セミナーではなく、参加型の勉強会であること
こちらをモットーに続けている勉強会です。
また昨年もIT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendarに参加してますのでそちらもご興味があれば是非どうぞ。
第10回3DCGMeetupの反省とこれから - kick the base
本記事では運営3年目を迎えて発足当時から変わってきた所、新しく出てきた問題、今後の展望についてお話したいと思います。
会場キャパ100名超え!
今年は会場が変更となり、最大140名を受け入れられる環境が整いました。参加者20名から始まった勉強会がここまで大きくなったこと、感無量です。
これもひとえに登壇者・参加者・スタッフ・会場を提供してくださる企業様のおかげです。本当にありがとうござます!
幅広いセッション
今年開催された第11〜13回を振り返るだけでも、多岐にわたる話題があったことがご理解いただけるかと思います。
- MELを用いたMayaの自動化
- デザイナーの工数計算
- WebGL2.0
- Substanceワークフロー
- リアルタイムレンダリングでのNPR表現
- NUKE
- ZBrush4R8
- Houdini
- リモートワークを支える技術
- VR
- C4D+mixamo
- Substance Designer
- 再考ローポリゴンモデリング
プロ・アマ問わず様々な角度からの学びにあふれていました。
お客様の中に登壇者はおられませんか!
「参加者の面々がガチプロ多いので気が引ける」という気持ちもすごく分かるんですが、3DMUでは登壇者を見つけるのに毎回四苦八苦しているという現状があります。
運営側の都合ということは百も承知なのですが、参加者だけでは勉強会は開催できないというのも事実です。当勉強会では初心者向けセッションを必ず一つは入れていきたいという運営方針もありますので、簡単なお話でも大歓迎!セッション時間もできるだけ相談に応じたいと思っています。
もちろん皆さんお忙しいので時期によっては登壇は難しいというのは理解しています。ですので「こんなの話してみたい」くらいのザックリしたものでよいのでお気軽にめんたいこ(@kickbase)までご連絡いただければ幸いです。
みんなで勉強会を作り上げていきましょう!!
無断欠席との戦い
セミナー・勉強会が向き合い続けなければいけない本課題に、当勉強会も目を背けることができなくなってきました。
元々ユーザーベースの3D系勉強会は数が少ないこともあり、3DMUはキャンセル率の低さを自負していたのですが、参加者枠が大きくなるにつれ無視できない比率となってきました。
無断欠席の対策としては下記が有名です。
- 事前決済を導入する*1
- 無断欠席した場合には、今後のイベント参加をお断りする可能性があることを明記する
どちらも正直やりたくないです。
参加者・運営が信頼しあい、マナーを守って勉強会を続けていく。
それだけで解決できることなので、そこに対処するのではなく勉強会そのものを良くしていく方向に注力したい。無断欠席しない方にとっては事前決済めんどくさいですしね。
でもそうも言っていられない段階かもしれないので、来年何かしらの手段を講じるかもしれません。
※ 前日・当日にやんごとなき事情が発生することもあると思うので、キャンセル自体を非難しているのではありません。あくまで無断で当日お見えにならない方についてのお話です。
「補欠が発生してなければ実害ないのでは?」と思われる方もおられると思いますが、飲食類のオーダーに影響が出たり、会場をご提供いただいている企業様に申し訳なかったり、運営・スタッフ・登壇者の士気に関わったりと色々あるのです…
3DMUはセミナーではなく勉強会なので、皆で学び合う場であって欲しいと強く思いながら運営をしています。
運営・スタッフ・登壇者の方々への最低限のマナーとして、必ず事前のキャンセルを切に願います。
参考サイト
- イベントや勉強会の「連絡なし欠席」「ドタキャン連発」の方はいろいろキツい | 明日やります
- 勉強会のキャンセルと、その対策。DISTの場合。 – 448.jp blog
- 勉強会の無断欠席を減らす2つの方法 - yumulog | 社会人博士の日記
- 勉強会の無断欠席はやめよう - mollifier delta blog
まとめ
去年のまとめ記事をみてたら「来年は関西での開催も視野に入れており」ってあって実現できなかったなぁ感がすごいのですが、ここで書いてしまいます。
来年一発目は関西でやるぞ!!!!
今後も頑張って運営していきますので、みなさまよろしくお願いします!
次のアドベントカレンダーは@boochnichさんのJava読書会BOFの運営 since 1998です。
お楽しみに!
*1:こちらは1回だけ導入したことがあります