2019/12/7(土)に3DCG Meetup#16が開催されました。本記事は各セッションの復習をしながら会全体を振り返ってみたいと思います。
- 追記
- 第1セッション サポート職が教える問題解決の方法
- 第2セッション 3DxWebサービスxBlender
- 第3セッション Fake of Real-Time Rendering
- 第4セッション SubstancePainterとSubstanceDesignerの連携+α
- 懇親会&2次会&3次会&4次会
- 反省点
- togetterはこちら
- まとめ
追記
各セッションの動画を埋め込みました。会場後方より録音していますので音声に聞き取りにくい箇所がありますがご了承ください
第1セッション サポート職が教える問題解決の方法
Miyataさんによる問題を解決していくためのテクニックのお話でした。登壇資料はこちらです。
ユーザーからの限られた(あるいは断片的な)情報からボトルネックを特定し、解決するまでの内容でした。
総じて問題解決全般に通じる内容で、実に学びが多かったセッションと言えましょう。特に氏がサポート職だからこそ聞けた話も多くあり、質問する側が「ゴールを伝え、どこが実現できなかったのかを明確にすると問題解決につながりやすい」というお話は金言だったかと思います。
質問をする側としても、答える側としても得ることが多いセッションでした!
第2セッション 3DxWebサービスxBlender
實方佑介さんによるエンジニアセッション!登壇資料はこちらです。
Blenderを核としながらフロントエンド〜バックエンドまで横断的な技術について詳しくお話いただけました。
特にアーティストにとっては難解な概念・技術のオンパレードでしたが、イデアとしてのBlenderなどの強烈なパワーワードも飛び出し、聞き手に飽きさせない工夫も垣間見れました。さすがです!!
毎回のことながらエンジニアセッションは深く刺さる人には刺さるといった性質のものなので、非常に大きな知見を持ち帰った方も多かったと思います。
みんなご一緒に…
第3セッション Fake of Real-Time Rendering
kurosawaさんによるリアルタイムレンダリングのセッション!登壇資料はこちらです。
UE4を主戦場とするアートディレクターである氏ですが、近年注目されているリアルタイムレンダリングはなぜ高速なのか?にフィーチャーして登壇していただきました。これはUE4に限らずBlenderのEEVEEなどにも言えるお話でしたので、レンダリングのチューニングを詰めたい方には目からウロコだったのではないでしょうか。
「なぜだかわからないけどなんか速い」ではなく「仕組みを理解することでより踏み込んだ絵作りを行う」ための良セッションでした。
今回はマテリアル周りのお話はありませんでしたが、氏の動画チュートリアル、UE4シーン作成講座forアーティストもおすすめです!
第4セッション SubstancePainterとSubstanceDesignerの連携+α
大トリはMINOさんによるSP/SDのワークフローについてのセッション!登壇資料はこちらです。
SD/SP〜ゲームエンジンを絡めた俯瞰的ワークフローという難しいテーマを軽快な語り口でご紹介いただけました。
「SPは絶賛稼働中でもSDをどうフローに組み込んだらいいかわからない」というプロジェクトは多いのではないでしょうか。そもそもSDはSPに対してどのような立ち位置にあるツールなのか?から始まり、UE4との連携など盛りだくさんの内容でした。
氏の書籍はこちらのBoothから購入できます。
また氏のSD動画チュートリアルも非常にわかりやすくておすすめです。
懇親会&2次会&3次会&4次会
ここ最近ではなかなかのアクシデント、30名超のメンツを収容できる居酒屋がない!!!!マジか目黒…
忘年会シーズン恐るべし。でも先に予約できないんだよなー。何人参加するかわからんので。うまい方法ないですかね。
というわけで少人数で流れていったのですが、主におめシスはいいぞと言い続けてましたね。ええ。
反省点
残念ながら「反省点はゼロ」という訳にはいきませんでした。失敗を振り返るのもこれから3DMUを続けていく上で大切なことだと思うので記していきます。
機材トラブル(マイクの使用ができませんでした)
まさかの機材トラブルでマイクが全滅… 生声で登壇していただくことになってしまいました。本当にすみません。運営にはこういった突発的なトラブルに対応できる判断力と瞬発力がもとめられると痛感いたしました。
会場内でも登壇者の声が届きにくい場所もあったため、今回は特別に後日全てのセッションをオンラインで公開いたします。
開催記録として録画している動画なので音声や映像も万全なものではありませんが、復習のご参考にしてください。
動画の配信に関してはTwitterにおいてハッシュタグ#3dmu
でアナウンスいたします。また本ブログ記事もアップデートいたします。お待ちくださいませ。
当日キャンセル・無断キャンセルについて
運営が悪質と判断した方には次回からしかるべき対応を行いますのでご容赦ください。
togetterはこちら
当日の様子をお楽しみください!
まとめ
反省点もありましたが、今回も素晴らしい回となりました。
次回は来年の開催となりますが、ぜひお楽しみにしてください。(ぼくは3DCG x 数学というHoudiniのセッションをやるつもりです)
素晴らしいセッションをご用意してくれた登壇者の皆さん、忙しい中参加してくれた皆さん、会場をご提供してくださった株式会社ドリコムさま、そして手厚いサポートをしてくれたスタッフの皆さん。この場を借りてお礼申し上げます!