皆さんいかがお過ごしでしょう。
Blenderの学習、3週間目に突入です。続けられてえらい。
Blenderもくもく会というグループも立ち上げまして、これからずっと使っていこうと思っています。
今回はアドオンのGrid Modelerについてまとめていこうと思います。主にツイートをまとめる形になります。
本アドオンはハードサーフェイス支援モノですが、多くのツールが非破壊ベース(モディファイア利用)の中完全破壊モデリングとなっています。男らしくて好き!こんなのがパパッと作れます。
新しい機能を発見したら随時更新していきます
執筆環境は下記の通りです。
ツール | バージョン |
---|---|
OS | macOS Big Sur 11.4 |
Blender | 2.93.2 |
Grid Modeler | 1.24.2 |
では早速GO!
目次
購入場所
僕はここで取り扱いのあるアドオンはできるだけここから買うようにしています。まとめて管理したいので。
Tweetの埋め込み
ホットキーの設定
今日からGridModelerの調査開始。ツールの起動はEditModeでコンテキストメニューから呼び出すのが仕様なんだけど、流石に面倒なのでホットキーをアサインする。
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 15, 2021
ぼくはCtrl+Gに。※ これはデフォルトのVertex Groupとバッティングしてるのでそっちは潰した#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/DUGKkqotsH
基本の使用法
基本的な使用法としては下記の通り
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 15, 2021
1. エッジかフェースを選択
2. GridModelerを起動
3. Ctrl+ホイールで分割数変更
4. Alt+ホイールでグリッドサイズ変更
5. パスを書いた後QキーでBoolean実行
6. オペレーターパネル(?)でオプション変更#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/SB3WOfRfPd
エッジ・フェースを選択せずGridModelerを起動するとビューポートに並行のグリッドが生成される。
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
うまく使う場面もあるのでは。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/6OYjwkxpn3
エッジ選択をした状態でGridModelerを起動したところ。頂点法線の平均方向を正としてグリッドが生成されるのかな?
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
ハードエッジだとどうなるんだろうとかは試していない。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/9KGGn99hl5
ヘルプ
ヘルプの出し方
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 15, 2021
1. GridModeler起動
2. Hキーでヘルプのトグル
3. 右クリックでセレクションモードとノーマルモードのトグル
どのモードにおいても画面上に説明は出てるので困ったら読めば解決するかも。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/M6qsflMci0
セレクションモード
セレクションモードの使い方
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 15, 2021
1. ノーマルモードでパスを描く
2. 右クリックでセレクションモードへ移行
3. 編集対象のパスを選択
4. Bキーでベベル
5. Dキーでアレイコピー
6. 1キーでフェースカット
7. Eキーでエクストルード#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/Fw3jb1mdKW
SelectionModeで実行できる編集機能の確認。パス編集に必要な機能はそれなりに揃っているという印象。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/Vq3aH1sUTM
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
SelectionMode色々
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
よく使う機能を列挙。
- Ctrl+M: オープンパスのミラー。軸は指定できずクローズパスになる方向に回転されるぽい
- D: コピー・配列コピー: 複数のパスがある場合それぞれ個別に配列コピーとして認識される
- X: ピボットの移動
- R: 回転#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/3A5acynP0T
SelectionMode色々2
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
- G: 移動
- S: ピボットを中心に拡大縮小
- I: インセット・アウトセット
- Ctrl+C: コピー
- Ctrl+V: ペースト
- Ctrl+X: カット(切り取ったパスはストアされるので貼り付け可能)
- Del: 削除
- M/N: フリップ#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/rq5QibNrTW
SelectionModeでの軸選択(Ctrl+左クリック)後、Lキーで90度回転が可能。※ Ctrl+Lで5度回転#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/NiF9b4Xftg
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 19, 2021
Set alignment edges
Set alignment edges
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 16, 2021
任意のエッジを基準にグリッドを整列(回転)させる機能。
これ知らなくて困ってたのでメモ。
1. Grid Modelerを起動
2. Ctrl + 任意のエッジを左クリック : グリッドが整列#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/ejsgnxfeI6
Edit shape
Edit shape
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 16, 2021
描いたパスを跡から編集する機能。頂点単位で編集が可能。
1. Cキー: サークルに変更
2. Shift + ホイール: 分割数を変更(例では四角形に)
3. 右クリック: セレクトモードに移行、パスを選択
4. Eキー : エディットモードトグル
5. 頂点を選択しBキー: ベベル#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/bJMDpP8iuC
Mirror(Array Copy & Flip)
Mirror(Array Copy & Flip)
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 16, 2021
セレクションモードでArray CopyとFlipを併用することでミラーを実現できる
- Dキー: Array Copy
- N/Mキー: 垂直・水平のフリップ#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/IIgWhre3Lv
グリッドコントロール
GridModeler起動中にPキーを押すことでグリッドを回転することができる。特にパイプを作るところなどでよく使いそうだが、お世辞にも見やすい・使いやすいとは言えない感じ。慣れが必要かな。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/33hQdiwB6p
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
Yキーを使ったグリッドの回転を使いながらパイプを作成するオペレーションをまとめた。
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
パスが完成したら9キーでパイプを追加することができる。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/SWQx4yTQdF
グリッドのコントロール方法をふたつ。
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
- エッジをCtrl+左クリック: グリッドの方向をエッジに沿わせる
- 頂点をShift+左クリック: 頂点を基準にグリッドをずらす
スナップのコントロールに。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/oqFfFrDQ3g
グリッドのストア機能。解像度やサイズを統一して使用したい場合は結構あるのでうまく活用すると良い。
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
- F1: グリッドの状態をキャッシュ(メモリに保管されるのでシーンファイルには情報をもたない)
- F2: グリッドの状態を呼び出し#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/MsZTQVxmRh
[ 複合 ] グリッドの整列
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 19, 2021
Ctrl+左クリック、Shift+左クリックを利用してきっちりとパスを描く手順の紹介。ハードサーフェイスものでは必須なTips。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/qMggi3Pc6M
グローバル配置モード
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
F6キーを押すことでオブジェクト空間内(ここがややこしいとこだけど)のグローバルXYZ軸を基準にグリッドをトグルする。 ※ ワールドグローバル座標ではないので注意
これは使う場面ありそう。#b3d #gridmodeler#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/BfeSxtfWJ5
エディットモード
Uキーでスナップのオン・オフをトグルできる。またスナップオフの状態でマウスドラッグを実行するとフリーハンドデパスを生成できる。が、当然ながら頂点が大量に作られる&マウスの操作速度によって間隔も統一されない(と思う)のであんまり使わないんじゃないかなと言う感じ。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/6GUuuWGwi4
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
Yキーでコンストラクション・ラインモードをトグル。
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
コンストラクション・ラインモードはいわゆる下書き線のことで、ここで描かれた赤いラインはBooleanには使用されない。ラインだけでなくCircleなども描けるし、交点はスナップ対象になる。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/oRqCCINlra
パスを描き終わった段階でWキーを押すと最後に描画したパスをセンタした状態でセレクションモードに移行する。
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
慣れてきたら重宝するショートハンドかもしれない。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/LxBO7KXiD4
Inset/Outset
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 18, 2021
オープンパスに対してIキーでインセット・アウトセットを実行するとパスをエクスパンドできる。これは便利。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/bqjwUAMvlX
EditMode色々
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 19, 2021
- Del: Delete selected verts
- A: Add vert selected verts
- F: Fill/Remove edge between selected verts
を利用する。Delは頂点を削除してエッジは残し、FキーでのRemoveはエッジが削除される点を考えて使用すると良い#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/T8qvoZnZQM
セレクションモードその3
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 20, 2021
複数のパスを利用したブーリアン。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/f6g0SpnOjQ
Add Object
Add Object
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 19, 2021
あらかじめ用意しておいたオブジェクトをパス上に複製する。
1. "GM"という名前のコレクションにオブジェクトを用意しておく
2. 矩形またはラインを描く。最初に描かれたエッジがX軸、2番目のエッジがY軸として扱われる。
3. 6キーでオブジェクトを挿入#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/lR6SkspskG
Add Object
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 20, 2021
ラインで挿入する例。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/0sTeuFWZyH
Add New faceと中心揃え
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 20, 2021
Blenderの基本機能がままならない中教えていただいたので練習。
スナップ周りの設定は後ほど詰める。#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/g1PrRKaDIP
Add Object
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 20, 2021
挿入するメッシュの切り替え。
Object Index(GM Collection)で切り替える。上から順に0,1...となる#b3d #gridmodeler pic.twitter.com/maMX0PHIQj
Twitterの検索結果
上記まとめでは読みにくい!という諸兄は下記Twitterの検索結果を見ていただくのがわかりやすいかもしれない。
Twitter検索(@kickbaseによるハッシュタグ#gridmodelerを含む発言)
使用感
破壊モデリングということで事前準備も事後の管理も不要、困ったら通常オペレーションでケアが可能と実に割り切った設計で好ましいと思いました。これは使い続けていきます!
まとめ
便利なのでセールのときにでも買ってみるといいんじゃないでしょうか。