皆さんいかがお過ごしでしょう。
Blenderの学習続いてるんですよ。すごいですね。我ながらびっくり。
Blenderもくもく会というグループも立ち上げまして、これからずっと使っていこうと思っています。
閑話休題。今回は有名アドオンのHard Opsについてまとめていこうと思います。主にツイートをまとめる形になります。
本アドオンはハードサーフェイス支援の側面が強いとのことだけれど、かなり広範囲なツールキットという印象が強かったです。単機能だけ使うなどの使用法にも十分耐えうるので、使いやすいところから使っていきましょう。
新しい機能を発見したら随時更新していきます
執筆環境は下記の通りです。
ツール | バージョン |
---|---|
OS | macOS Big Sur 11.4 |
Blender | 2.93.2 |
HOps | 0.9.87.16 |
では早速GO!
目次
購入場所
僕はここで取り扱いのあるアドオンはできるだけここから買うようにしています。まとめて管理したいので。
Tweetの埋め込み
Hard Opsの研究開始。FluentやFluent:Materializerなど触ってきたけど、Hard Opsはもうちょっと外側のツール群みたい(まだよくわかってない)
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
色んなモディファイア・設定を使いやすくまとめたショートハンド集みたいな感じかな?レッツゴー。#b3d #hardops
Helper(Hard Opsのプロパティがまとまってるとこ)
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
Ctrl+`で起動できるけどJISキーボードでは呼び出せるかわからない。#b3d #hardops pic.twitter.com/wODfHcECvO
Sharpen
Sharpen
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
1. コンテキストメニューのShade Smooth
2. Object Data Properties > Normals > Auto Smooth
これを同時に設定してくれるショートハンド。
うん。まあ大体両方セットで設定するので便利っちゃ便利かな。
※ ちなみにHard Opsの起点はQキー#b3d #hardops pic.twitter.com/qob4LXI6OW
Sharpen
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
オプションのApply Creaseがオン・オフの結果について動画で。
オフだとクリーズが付かないのでサブディバイドすると壊れる。オンだと上面・底面のエッジにクリーズがつくので破綻しない。#b3d #hardops pic.twitter.com/TP6oxdmkb4
Bevel
Bevel
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
見ての通り色んなベベル形状が直感的に作れる。
ツールを起動してHキーを押すとヒントが出るのでショートカットを忘れたらみるべし。#b3d #hardops pic.twitter.com/MhWB83107f
Bevel
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
- 1回起動して確定後、再度Bevelを実行するとすでにアサインされているベベルモディファイアを編集するモードになる
- Ctrl+Bevelで実行するとスタック(重ねがけ)になる
※ 右のペインでモディファイアが増えてるのがわかる#b3d #hardops pic.twitter.com/tZQUDXBPdY
Array V2
Array2
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
複製系のショートハンド。まあ便利、なのかな?
色々オプションがあるのでHキーで操作方法を確認しながら使おう#b3d #hardops pic.twitter.com/5x92mre9U9
Mirror
Mirror
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
ミラーのショートハンド。こいつはよく使うであろうということだと思うのでホットキーAlt+Xが設定されている。
GUIでパパっと指定できるのが便利っちゃ便利なのかな?#b3d #hardops pic.twitter.com/8c2tFoPp92
Mirror
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
Fluentと組み合わせて破壊編集と非破壊編集の比較。
ミラーメソッドがModifierの場合は非破壊編集。Symetryにすると実際のジオメトリが破壊編集される。
男らしくゴリゴリ行く場合は破壊でいっても良さそう。#b3d #hardops pic.twitter.com/tMIuAWswnV
Modifier Scroll
Modifier Scroll
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 13, 2021
スタックされたモディファイアをひとつづつ見ていく機能(多分)オン・オフを切り替えたりするときに使う(のか?)#b3d #hardops pic.twitter.com/0Gz4THcv7E
Circle
Circle
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 14, 2021
頂点を選択して円状のフェースをつくる。#b3d #hardops pic.twitter.com/JYZeMxTVHg
Curve/Extract
Curve/Extract
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 14, 2021
選択したフェース・エッジからカーブやフェースを生成する。コマンド実行時にC/M/S同時押しで生成されるオブジェクトを決定。
- 左クリック: カーブを生成(カーブのモードも変更可能)
- Shift+左クリック: プレートを生成
- Ctrl+左クリック: オブジェクトを複製
など#b3d #hardops pic.twitter.com/XAkLDMDKdk
Em Macro
Em Macro
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 14, 2021
押し出し系のマクロ。特にAlt+左クリックで面法線方向にExtrudeは多用しそう。動画の操作は下記の通り(慣れてないのでたどたどしいw)
1. Alt+左クリック: 面のリング選択
2. Select>Checker Deselect
3. Alt + Em Macro
4. S: Front Faceのインセット調整#b3d #hardops pic.twitter.com/orqmKUCLpS
ちなみにこの面法線方向にExtrudeってBlenderデフォルトでは存在しない機能なの?
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 14, 2021
1. E: エクストルード
2. 右クリック: 移動せずにエクストルードを確定
3. Alt+S: 面法線方向に移動(HoudiniでいうところのPeak)
でできることはできるけど、これが一般的な手順なのかな?#b3d #hardops https://t.co/nD06wgmcLs
スレッドでも教えていただいたけれど、Iキー
で呼び出せるInsert FacesをCtrl+ドラッグで法線方向に押し出しができる。
Em Macro
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 14, 2021
その他のオプションを実行したところ、これ使うくらいなら手で破壊編集したほうがコントロールしやすいのではと思わないでもない。#b3d #hardops pic.twitter.com/L7SBXPKFN5
Dice V2
Dice V2
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 14, 2021
空間ベースで切ってくれる機能。(HoudiniでいうところのDivedeSOP)
割と欲しい機能でデフォルトではなさそうな感じがするので役立つ場面はあるかもしれない。#b3d #hardops pic.twitter.com/XkiOGPTSM3
Boolean
Boolean
— めんたいこ🍌 (@kickbase) September 14, 2021
全然使ってなかったけどこれがHOpsの真骨頂なのかもしれない。モディファイアベースのライブブーリアン。ホットキーが直感的なのとFluentと比べシンプルなので取り回しは良さそう。
- Ctrl + テンキーの- : 差
- Ctrl + テンキーの+ : 和
- Ctrl + テンキーの/ : スラッシュ#b3d #hardops pic.twitter.com/kl7VwAGJ85
Twitterの検索結果
上記まとめでは読みにくい!という諸兄は下記Twitterの検索結果を見ていただくのがわかりやすいかもしれない。
Twitter検索(@kickbaseによるハッシュタグ#hardopsを含む発言)
使用感
以前まとめたFluent、後ほどまとめるGrid Modelerと併用できる機能も多くあり、通常のフローにも細かい粒度で導入できそうなところは非常に好感触。
まとめ
便利なのでセールのときにでも買ってみるといいんじゃないでしょうか。