本日はぼくが幹事をさせていただいた第一回映画好きクリエーターの集いについて。僕自身デザイナということもあり、「クリエーターの集い」としましたが映画好きの人が集まれば職種問わず面白いと思うのでおすすめです。
ここが良い!映画をフィーチャーした集いというポイントをまとめました。
映画の総合芸術性
映画は様々な要素から成り立つ総合芸術です。音楽があり、脚本があり、ライティングがあり、カメラがあり、役者がいる。ここに話が膨らむ要素が詰まっています。(当然ながら他の芸術と比較して順列を付けているわけではありません)
色々な人が、色々なところに興味を持って観ることができる。これがとても素晴らしい。
いわく
- 伏線の回収が鮮やか!
- とにかく絵がキレイ
- カメラワークが秀逸で…
- フィルム独特の粒度感がなんとも。
- ゾンビ!ゾンビ!ゾンビ!
- ロボット!シャキーン!発進だ!
- 飛行機のデザインが最高
etc.etc...
そして自分では想像もできなかった視点を知ることができる。それが映画を肴にしたお話のとても面白いところです。
好きなものを伝えるということ
今回の会合で思ったことはみんな自分の言葉を持ってらっしゃるなぁということ。本当に敬服しました。日頃ものを作っているというところも大きいのかもしれません。
自分の中にある「好き」を人に伝えるのは、実は簡単な作業ではなくて、下記手順を踏む必要があります。
- 自分が感覚的に好ましいと思っている部分を探り当てる
- なぜ好ましいと思っているのかを紐解く
- その自分の中で「好き」と言わしめている感情を、相手にわかるように適切な言葉にする
- できあがった文章をその場の流れや適切なタイミングで話す
これ、じつはすごく難しい。
でも「なぜぼく・わたしはこの映画を好きなんだろう」と自分に問いかけることは、とても有意義なことだと思うのです。
なんとなく好きだったものが、「ああ、自分はここが好きだったんだな」と明確に分かることでより近く存在を感じることができるでしょうし、そして次に見るときにより深いところにあるものを見つけられるかもしれません。
人生は短い。どうせならいい映画を見よう。
第一回の人選は非常に大当たりで、みなさん実に映画を観てらっしゃるなぁという印象でした。
それでも出るわ出るわ聞いたことも観たこともない映画の数々!
映画の歴史は長く、そして人の趣向も様々です。ぼくはよく下記の方法で見る映画を決めたりします。
- 監督・脚本家・俳優のいずれか
- タイトルで気になったもの(いわゆるネタ系のはこれで)
- 知人・友人のおすすめ
この中で一番味のある選び方は、知人・友人のおすすめです。よしんばあまり自分には刺さらなかったとしても、教えてくれた人と感想を話すことができる。これはとても大きい。
あの人のおすすめだったら無条件でまずは観てみる。そんなすてきな映画友達ができると良いですね。
映画を通して人を知る
ぼくを軸に色々なジャンルのクリエーターが集まってくださったのですが、初対面の話題として人生ベスト映画というのは実に魅力的な話題です。
「人生ベスト」となると自ずと傑作が集まりますし、「ぼく・私も見た!」という流れになりやすいです。
何が嫌いかより 何が好きかで自分を語れよ!*1という例のパワーワードが火を吹きます。
同じ作品でも人によって切り口が違い、そこからその人となりが見えてくることもあるでしょう。
そして人生ベスト映画といえばぼくの鉄板ネタ、幻のダンサーインザダークがあるのですが、それはここには書きません。
お会いすることがあれば。ぜひ。
何を観たか。観なかったか。それが問題だ。
映画を大量に見ていると、タイトルを忘れちゃったりします。内容はぼんやり覚えているんだけど…あの映画なんだっけ!ほら!あの監督の…!みたいなことはしょっちゅうです。
そこで盛り上がったのが下記SNS(サービス)。
Timeline | Filmarks 映画レビュー(感想・評価・口コミ)
アプリもあります。
- Filmarks(フィルマークス)- 映画レビュー・メモ・鑑賞記録を App Store で
- 【映画レビュー・メモ・鑑賞 記録】 - Filmarks - Google Play の Android アプリ
これで観た映画や観たい映画を忘れることがないですね!
評価も感想も記載できますし、友人のレビューも見ることができます。
ぼくは簡単な評価とメモに使っていて、本当にいいなぁと思う映画は長文レビューを本ブログで書いていこうと思っています。(結構下書きには映画評が控えています)
まとめ
映画を題材とした集い、非常に面白いので本当におすすめです。今回は少人数でやりましたが、大人数でやっても面白いかもしれません。
テーブルごとにSF・ホラー・恋愛もの・サスペンス・アクション…など分けて移動しながら話をする、なんてのも一回やってみたいななんて思いました。
いつも心に映画を。みなさんもぜひ。
*1:ONEPIECE読んだことないんですけど。