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Houdiniと、CG技術と、日々のこと。

オレ的ヘビロテアルバム2016 -ライトサイド編

2016年もあとわずかということで、今年よく聴いた音楽を振り返ってみます。ライトサイド編とダークサイド編に分けてお贈りします。

※明るい方はブライトサイドでも良いのですが、スターウォーズリスペクトということでライトサイドとしました。

アルバム名/アーティスト名と表記しています。

ポップス、ロック、HIPHOP、ファンクと幅広くご紹介します。

本記事では公式がアップしているYoutubeのみ紹介しています

ベスト オブ D.W.ニコルズ「LIFE」/D.W.ニコルズ

素晴らしいポップセンス。お手本のようなメロディライン。結成10年ながら色褪せない青春感。

D.W.ニコルズはどのアルバムも素晴らしいですが、ベスト盤から入ると良いでしょう。CMタイアップも多いので、どこかで聴いたことがある曲も多いハズ。

彼らの特に素晴らしい点はカントリーをバックグラウンドに感じる点です。器用なバンドが片手間に借りてきたカントリーはよく見聞きしますが、本バンドにおいては血として脈々と息づいている気がします。

特にオススメなのは名曲春風。のびのびとしたボーカルに爽やかな演奏。なんと形容すればいいでしょう。育ちの良さを感じる傑作です。

D.W.ニコルズ / 春風

Bomb Shelter Sessions/Vintage Trouble(ビンテージ・トラブル)

ソウルシンガー、タイ・テイラーを有する骨太ロック・バンド!セカンド・アルバムはなんとブルーノートからというモンスターバンドですが、おすすめはこちらのデビュー・アルバム。

何と言っても彼らの代表曲、Blues Hand Me Downがかっこよすぎ!この1曲のためにアルバムを買う価値あり!クール&ホットな傑作アルバムです。

Vintage Trouble - Blues Hand Me Down (Official Video) Single Version

たりないふたり/Creepy Nuts

流行ってますね。R-指定。R-指定は個人名義のアルバムも持っていますが、本作がダントツで良かったです。まずトラックが渋い。昭和歌謡要素も残しつつジャジーかつポップ。DJ松永はR-指定のアルバム、セカンドオピニオンでも参加していますが、こっちのほうが断然良いなーという印象。

ミニアルバムですがふたりのキッチュな魅力が詰まってます。

1曲目の合法的トビ方ノススメも素晴らしいですが、特に好きなのは2曲目の「みんなちがって、みんないい。」

個人的にはSALU、ファンモン、KOHHあたりがツボ。いいとこついてますw

Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / みんなちがって、みんないい。【MV】

SUNRISE JOURNEY/GLIM SPANKY

一般的にはセカンド・アルバムのNext Oneを推す声が多いのでしょうか。両アルバムとも持っていますが、個人的には1stが好きです。

アルバムの中には色々な方向性の曲が散在し、「ホントはどれを一番やりたいんだろう?」と思うこともしばしばですが、キラーチューンの破壊力がそんな疑問は吹き飛ばしてくれます。

焦燥、褒めろよ、大人になったらの3曲が特にいい。

GLIM SPANKY - 焦燥

刃の上を君と行く/ビレッジマンズストア

これぞロックンロール!とにもかくにもボーカルが良い!昭和を感じるソウルフル・哀愁漂うメロディーラインにヒリヒリとしたギター。

暑苦しい音はここにある!名盤です。PVにピンときたらぜひ!

ビレッジマンズストア "夢の中ではない" (Official Music Video) / Village Man's Store

Vキシ/レキシ

元SUPER BUTTER DOGのキーボード池田さんによるソロユニット、レキシ。もう10年近くやってるんですね。ファンクを基調としたポップスですが、これが実に手練。

超豪華ゲスト陣をフィーチャーしながら、バックでは変態的なバカテク演奏が鳴り響き、それでいてちゃんとポップしてるというすごいバランス感。玄人過ぎる。

本作ではキュウソネコカミ、いとうせいこう、チャットモンチー、ハナレグミのフィーチャリングが最高です。いやあ素晴らしい。

レキシ - SHIKIBU feat. 阿波の踊り子(チャットモンチー) Music Video +「Takeda' 2」 Rec映像

まとめ

個人的にはJPOPが当たりの年でした。ダークサイド編は一部の方にしか受け入れられないであろうアレな感じのバンドをゴリ押します!